最近なにかと話題になっているTikToKの買収。
どうなるかはわかりませんが、そもそもTikTokがそんなに大企業だとは知りませんでした。
TikTokは中国のBytedanceという企業が提供しており、社長はなんと36歳の若さ。
TikTok以外にもニュースアプリなど運営してます。
アメリカがなぜここまで追い込みをかけているかというと、個人の情報が中国政府に流れる危険性があるという点だそう。
すでに仲の悪いインドは使用を禁止していますし、日本も追従する動きがあります。
確かに中国政府は何をするかわからない恐ろしさがあります。私は禁止して追い出すだけだと思っていたのですが、流石アメリカ!買収してその利益を丸々アメリカで引き取る予定のようです。マイクロソフトやツイッターが手を上げているようですが、資金力からしてマイクロソフト単独交渉となるでしょう。
それに対して中国政府はブチギレており、Bytedance側も裁判の準備をしているようです。
私もアメリカの企業で働いているのですが、商魂魂は大阪の商人も顔負けです。ビジネスにまったく感情を入れず、儲かるか儲からないかだけで判断します。そこに企業の思い入れやプライドなど一切ありません。私の会社はこの数年間おおくの企業を買収して大きくなりました。そしてダメなビジネスは即身売りです。
出る杭は徹底的に叩き潰す。
30年程前の日本がアメリカにやられたように、中国もアメリカには勝てないのではと思ってます。
何気なくニュースを見ていましたが、一つ一つ整理するとほんとスゴイことしていますね。
私が全世界インデックスではなく、アメリカ一択で投資しているのはこれが理由です。
今後数十年後の世界がどうなっているかわかりませんが、どのような状況になっても強引にアメリカの都合の良い状態になるようルールを変える。
悔しいですが、流石です。